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ついに今年も中止が決定!! 川渡り神幸祭【田川市】

神幸祭を主導している風治八幡宮が、新型肺炎コロナウイルスの感染拡大防止のための近隣住民や市民の声をもとに、一度開催を決定していたが、今年も5月第三土日曜日の「風治八幡宮川渡り神幸祭」の中止を発表した。

田川市郡で行われている神幸祭。
江戸時代、当時の伊田村で疫病が流行した際、風治八幡宮で疫病の広がりを止めるように祈願して、そのお礼として幟山笠を奉納したことが始まりと言われているそうです。


神幸祭の川渡り風景

約450年つづいている田川市の川渡り神幸祭は、市内外から25万人近くの人々が集まる。
集まるのは見物客だけではない。
主役となる神輿(風治八幡宮大神輿、白鳥神社神輿)を担ぐ担い手。
そして、神輿に続いて山笠11地区(栄町、橘、下魚町、新町、鉄砲町、番田、大通り、川端町、下伊田、三井伊田、上伊田東)を担ぐ担い手。
田川へ神幸祭のために各地から戻ってくる人もいれば、近年は神輿や山笠の担い手が少なくなっていることから、知人を通じて加勢人も参加する。

見物客の感染防止はもちろん、主役同士の感染も何としても防がなければならない。

中止は残念だが、最善の判断をしたことだろう。

一刻も早いウイルスの収束を願いたい。