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【添田町:イベント】4/13-14 田川地区の神幸祭の皮切りとなる修験道の影響を受けた英彦山神宮神幸祭が始まります。

田川地区の神幸祭の皮切りとなる英彦山神宮神幸祭。勇壮な神輿が参道の石段を往復します。他の地域では見られない荘厳な獅子舞や稚児舞、まさかり舞が奉納されます。

田川の神幸祭とは?

神幸祭の郷、田川

田川地域では、4月から5月にかけて30を越える神幸祭が行われます。祇園祭も同時期に行われ、五穀豊穣と悪疫退散の祈りが捧げられます。

神幸祭は、4月の英彦山神宮を皮切りに今川・彦山川・金辺川・中元寺川の流れに沿って各地で行われていきます。そして最後は、風治八幡宮と白鳥神社による川渡り神幸祭、そして翌週の春日神社の神幸祭で締めくくられます。

神幸祭が終わると本格的な田植えシーズンを迎え、田川に初夏が到来します。

詳しくは、神幸祭の郷田川「田川の祭り」パンフレット田川の祭りプロジェクトホームページでご確認ください。

英彦山神宮神幸祭とは?

旧暦2月14日15日に行われていた「松会祭礼」の一部で、現在は毎年4月の第2土曜日・日曜日に行われています。約1000年前平安末期に始まったとされ、室町時代の文安二(1445)年にはすでに年中行事として出ており、江戸時代(1700年頃)に描かれたと思われる「彦山大権現松会祭礼絵巻」には現在とほぼ同じ姿の神幸祭の様子が描かれています。 

もともと松会祭礼で行われていた「松起こし」は元日に、「御田祭」は3月14日に日付を変え今も英彦山神宮の年中行事として行われています。

英彦山中腹の奉幣殿から400kg以上ある3基の神輿が約900段の参道(石段)を駆け下り、お旅所(御旅殿)で1泊します。2日目は、参道最後となる160mの急勾配の石段を、神輿を担いで上る場面で、見物人から自然と拍手喝采が沸き上がります。お旅所と町中では稚児舞が、奉幣殿とお旅所では鉞舞と獅子舞が奉納されます。

英彦山神宮の神幸祭では、田川地区内でもでもまたひとつ違ったここでしか見られない形のお祭りがみられます。

笛も太鼓の音もない巨大な獅子頭の獅子舞。大きな振りのない厳かな稚児舞、まさかりを使った舞が奉納。神輿発ちの前には神主さんとお坊さんと山伏が一斉に祝詞とお経をあげられます。他ではみられない独特の形のお祭りがあります。 ぜひ一度はご覧ください!

英彦山神宮神幸祭:イベント概要

日時:4月13日 13時 神幸祭御下り
   4月14日 10時頃 神幸祭護摩焚き 13時 神幸祭御上り
場所:英彦山神宮参道
お問合せ:添田町役場まちづくり課観光係 0947-82-1236
住所:〒824-0721 福岡県田川郡添田町英彦山1
公式ホームページ:福岡県唯一の神宮 英彦山神宮