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田川から世界へ 100年企業チロルチョコは爽やかさとロック魂

福岡・筑豊発とは田川へ来てから知った。

小さい頃から食べていたチロルチョコは田川で生まれ、今自分は田川にいる。

チロルチョコがもっと知りたいと思いチロルチョコ製造本部へ潜入した。

普段一般公開はしていないが、今回特別にギャラリーを見せてもらった。

「これ見たことある〜」ってパッケージだった歴代のチロルチョコがずらり。

奥へ行くと、非売品となっているものが展示されている。


ユーモアある発想がチロルチョコ発展にあったのだろう。

チロルの由来はオーストリアにあるチロル地方のように爽やかなイメージと2代目喜宣氏が命名し、チロル地方と交流があるみたいですね。

こんなキャンペーンも行なっていたようです。
オーストリア往復が0円って、、、
今では格安航空(LCC)があるから多少なり安く行けても、、
スゴイ。

普段は東京にあるチロルチョコ株式会社(業態によって分社化)におられる松尾利彦会長が取材に応えてくれました。

1991年に30代で社長就任。
松尾会長:「入社した時すでにこの会社の後継者になると理解して、入社後も人生をチロルと歩んできた。「10円で子どもがおこづかいで買える」を目指した先代の思いを継ぎ、社長として後継者として走ってきた。商品が売れ知名度が高くなったが、時代の流れや経済状況によって倒産危機もあった。
2004年に製造・管理部門を田川へ残し、営業・開発部門を東京へ移した。
商品累計は300を超え(限定品やコラボも含む)、現在通年で商品化しているのは30品程。駄菓子屋への取引が多かった時代からコンビニ業界の成長を先見して一気に知名度も増え、販路もさらに拡大できた。
2017年に息子(裕二氏)に4代目社長を任せた。26年務めた社長を降りて少しだけホッとしている。しかし、まだまだ4代目のサポートをするつもりだし、来年ベトナムに完成予定の新工場でアジアにもチロルを広げていきたい。
あと、中学生以下を対象に”何か飛び抜けたこと・特化したこと”ができる人材に「天才塾(仮)」って若手育成がしてみたい」。

松尾会長は、淡々と言葉を発する中に熱い思いがあるのだと悟った。
チロルチョコは、田川から東京へ。東京からアジアへ、一粒のチョコに数えきれないたくさんの思いを乗せて、世界を目指している。

最後に田川で人気のアウトレットショップを紹介。

小包装されていないチロルチョコが袋にたくさん入ってこの価格だ。
B級品のため無くなり次第終了。
味に問題ないし、たくさん入っていてお得だ。

住所 〒826-0042 福岡県田川市大字川宮1336−4
電話番号 0947-44-0715
営業時間 9:00~17:30(年末年始、盆以外無休)